子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の定期接種に関するお知らせ
更新日:2025年4月11日
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、平成25年4月1日より、法律に基づく定期予防接種として実施しています。平成25年6月からワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛等の副反応が接種後に起こったことにより、厚生労働省から「副反応の発生頻度がより明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種の勧奨を差し控える」との通知を受け、積極的な勧奨が差し控えられていました。
国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、令和30年11月をもって接種勧奨が再開されました。
子宮頸がん予防ワクチンと子宮頸がんについて
子宮頸がん予防ワクチンは、HPV(ヒトパピローマウイルス)感染を予防するワクチンです。
子宮頸がんは、HPVの感染が原因と考えられており、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。日本では毎年2,900人の助成が亡くなっています。20台から増え始め、30歳までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)のも、1年間に約1,000人います。現在、感染した後にどのような人ががんになるのか分かっていないため、感染を防ぐことががんにならないための手段です。
定期接種の対象者
岩沼市に住民票のある小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女子(標準的な接種期間:中学1年生の間)
接種期間
小学6年生に相当する年度の初日から高校1年生に相当する年度の末日まで
接種回数・間隔等
ワクチンは下記の3種類あります。
サーバリックス(2価) | 1月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回※上記の間隔での接種ができない時は、1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から5月以上、かつ2回目の注射から2月半以上の間隔をおいて1回 |
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ガーダシル(4価) | 2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回※上記の間隔で接種ができない時は、1月以上の間隔をおいて2回注射した後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回 |
シルガード9(9価) 3回接種の場合 |
2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回※上記の間隔で接種ができない時は、1月以上の間隔をおいて2回注射した後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回 |
シルガード9(9価) 2回接種の場合 |
1回目の接種から6月の間隔をおいて1回※1回目と2回目は最低5月あける※15歳未満で1回目の接種を完了した場合に限り、2回接種でも可 |
実施場所
市内委託医療機関 ※必ず予約を入れてから受診してください。
いたのこどもクリニック | 29-4110 | シルガード9(9価) |
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こいずみ耳鼻咽喉科 | 35-7270 | サーバリックス(2価)、シルガード9(9価) |
スズキ記念病院 | 23-3111 | シルガード9(9価) |
スマイル結城クリニック | 36-9380 | シルガード9(9価) |
森川こどもクリニック | 25-2711 | サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード9(9価) |
安田内科医院 | 22-2693 | シルガード9(9価) |
山本クリニック | 22-2630 | シルガード9(9価) |
※市外での接種を希望される方は、医療機関が広域化予防接種事業実施機関であるかの確認が必要となりますので、事前に必ず健康増進課(23-0410)へご連絡下さい。
接種料金
無料(上記対象者が定期接種の期間内に接種した場合)
持ち物
1.母子健康手帳、氏名・住所・生年月日がわかるもの(マイナンバーカードなど)
2.予診票※予診票がお手元にない方は、健康増進課(23-0410)までお問い合わせください。
その他
接種前後の体調確認のため、接種の際は必ず保護者同伴でお願いします。
子宮頸がん予防について詳しく知りたい方へ(講演会動画を公開しました)
令和6年4月20日(土曜日)に実施した講演会の様子を動画で見ることができます。
「子宮頸がん予防講演会~特に10代のお子さんと保護者の方、キャッチアップ世代の方へ~」
接種を検討している方への情報提供(必ずお読み下さい)
【厚生労働省ホームページ】
【厚生労働省発行リーフレット(令和7年2月版)】
概要版「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」(5922KB)
詳細版「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」(7253KB)
「医療従事者の方へ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~」(3777KB)
HPVワクチンに関する相談先一覧
【接種後に、健康に異常があるとき】
まずは、接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください。
各都道府県において「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について」を選定しています。協力医療機関については、、接種を受けた医師又はかかりつけ医にご相談ください。
【不安や疑問があるとき】
宮城県 健康福祉部疾病・感染症対策課 ☎022-211-3644
【HPVを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談】
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 ☎0120-469-283
【予防接種による健康被害救済に関する相談や、どこに相談したらよいかわからないとき】
岩沼市 健康増進課 ☎0223-23-0410
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)キャッチアップ接種の接種期間延長について
令和4年度から令和6年度までの3年間、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)キャッチアップ接種を実施してきましたが、令和6年度夏以降の大幅な需要増により、接種を希望しても受けられない方がいらっしゃったことから、条件付きで、予防接種の接種期間を1年間延長することとなりました。
対象となる方など、詳しくはこちらをご覧ください。
【終了しました】任意接種費用の助成について
キャッチアップ接種の対象者で、定期接種の対象年齢を過ぎて国内で自費で受けた方に対し、接種費用を助成します。
助成対象や申請方法については、こちらに記載しております。
このページに関するお問い合わせは、健康増進課まで
〒989-2480 岩沼市桜一丁目6番20号 電話:0223-23-0809(保険年金係)、0223-23-0410(予防衛生係)、0223-23-0794(健康対策係)
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健康増進課