フレイル予防に取り組みましょう
更新日:2026年1月14日
フレイルを予防して健康寿命を延ばしましょう
健康寿命とは?
「健康寿命」とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく、自立して生活できる期間」です。
岩沼市の平均寿命と健康寿命の差は、令和4年で男性1.51年、女性3.56年となっています。
自立していつまでも元気に生活するためには、病気を早期に発見し、適切な治療によって良い状態をコントロールすることと、フレイル予防がとても重要になってきます。
フレイルとは?
加齢などにより心身の機能(筋力、認知機能、社会とのつながり等)が低下した「虚弱」の状態を意味する言葉です。フレイルは、「健康」な状態と「要介護」の真ん中の状態です。多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。しかし、早めに対処すれば健康な状態に戻ることができる状態でもあります。
(出典)宮城県長寿社会政策課
フレイルの種類
フレイルには、大きく3つの種類があります。
①体力・筋力低下、低栄養や体重減少などの「身体的フレイル」
②認知機能低下やうつ状態などの「認知・心理的フレイル」、
③閉じこもりや孤立など社会との関係が希薄になる「社会的フレイル」の3つです。
それぞれ原因や対処法は異なりますが、身体的フレイルによって活動量や筋力が低下すると、外出頻度が減り、閉じこもりがちになることで周囲との関わりが薄れ、社会的フレイルにつながります。また、外出頻度が減ると刺激が少なくなり、認知機能の低下やうつ状態を引き起こし精神的・心理的フレイルになり、さらに食事量や活動量が低下し身体的フレイルが悪化する、といった悪循環に陥ります。
フレイルが進行し、食事がとれなかったり、転倒しやすくなることで、要介護状態になるリスクも高まります。
その他、口腔機能の衰えを示す「オーラルフレイル」、目の衰えを示す「アイフレイル」、耳の聞こえの衰えなどもあります。
口腔機能の低下は、食事や会話に支障をきたす恐れがあります。また、目や耳などの感覚器の衰えは生活の質に大きく影響することから、正しく知識を持ち、予防に取り組んでいく必要があります。
あなたもフレイルかも?チェックしてみましょう
改訂日本版フレイル基準(JーCHS基準)
| 項目 | 評価基準 |
| 体重減少 | 6か月で、2kg以上の(意図しない)体重減少 |
| 筋力低下 |
握力:男性<28kg、女性<18kg (目安:ペットボトルを空けるのが困難) |
| 疲労感 | (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする |
| 歩行速度 |
通常歩行速度<1.0m/秒 (目安:横断歩道を渡るのに苦労する) |
| 身体活動 |
1.軽い運動・体操をしていますか? |
あてはまる数が
1~2個 フレイル予備軍の可能性があります。 3個以上 フレイルの可能性があります。
フレイル予防には「運動」「栄養」「口腔ケア」「社会参加」が大切です。
フレイルは早期に対処することで、進行を抑え健康な状態に戻ることができる時期です。フレイルに早く気づくこと、日頃からフレイル予防に取り組むことが大切になってきます。フレイルを予防するために必要なポイントは「運動」「栄養」「口腔ケア」「社会参加」の4つです。

1.運動
積極的にからだを動かすことで、筋力を維持・向上できることが分かっています。フレイルを予防するためには、まず足腰の筋力を維持して「動ける」からだでいること、そのためにできるだけ「動く」ことが大切です。
◆今よりも少しでも多くからだを動かしましょう
生活のなかでこまめに動き、横になったまま・座ったままの時間を減らしましょう。家事もこまめに、できることは自分で行い、家庭内での役割をもちましょう。
◆いろいろな運動を行いましょう
有酸素運動、筋力トレーニング、バランス運動などの多要素な運動を行いましょう。
★足腰を鍛える「筋トレ」のポイント★

※膝や足腰に痛みなどがある人は、無理せず整形外科医などに相談しましょう。
2.栄養
高齢期になると、食欲の低下による欠食、食事量の低下などにより、気づかないうちに栄養が足りていない状態になっていることもあります。栄養が不足すると、抵抗力が低下し、全身の衰えにつながる可能性もあります。毎日しっかり食べて、やせや栄養状態の低下(低栄養)を予防することが大切です。
◆1日3食しっかり食べましょう
◆主食・主菜・副菜をそろえましょう
◆いろいろな食品を食べましょう
◆筋肉を作るたんぱく質が不足しないよう気をつけましょう


3.口腔ケア
全身の機能の衰えにつながる可能性のあるオーラルフレイル※を予防することが大切です。
※オーラルフレイルとは、加齢に伴い起こる口腔機能の衰えのことです。「固いものが食べにくくなった」、「むせやすくなった」、「口の渇きが気になる」などは、オーラルフレイルのサインかもしれません。
◆かかりつけ医をもち、定期的な歯科健診を受けましょう
◆毎日の歯みがきでむし歯や歯周疾患などを予防し、お口の中を清潔に保ちましょう
◆お口の体操で、噛む力・飲み込む力・滑舌を鍛えましょう

4.社会参加
介護・フレイル予防のカギとして、人や社会とのつながりが大切と言われています。また、社会参加の習慣や役割がある人ほど、認知症やうつのリスクが低い傾向があります。

★ポイントは「きょうよう」と「きょういく」★
「きょうよう」→「今日、用がある」
「きょういく」→「今日、行くところがある」
地域では趣味活動やボランティア活動、スポーツ、学習活動など様々な活動が行われています。生きがいや自分に合う活動を見つけて、仲間とのつながり、交流を続けることがフレイル予防につながります。
まいにちちょい足し「脱」フレイルカレンダー
毎日の生活の中で「ちょっとだけ」「カンタンに」フレイル予防に取り組むことができる「まいにちちょい足し「脱」フレイルカレンダー」を毎月発行しています。ご自宅で家族と、地域で仲間と楽しく取り組むためにご活用ください。
カレンダーのダウンロードはこちら

フレイル予防に関する情報
フレイル予防に取り組みましょう(宮城県)
食べて元気にフレイル予防(厚生労働省)
オーラルフレイル(日本歯科医師会)
アイフレイル‐目の健康寿命を延ばそう‐(日本眼科啓発会議)
「聞こえにくさ」感じていませんか(厚生労働省)
運動を始めよう!継続しよう!(健康増進課)
自宅でも簡単にできる運動(社会福祉法人岩沼市社会福祉協議会)
問い合わせ
健康福祉部介護福祉課 0223-24-3016
岩沼市地域包括支援センター
このページに関するお問い合わせは、介護福祉課まで
〒989-2427 岩沼市里の杜三丁目4-15 電話:0223-24-3016 FAX:0223-24-3087
メールフォームヘ
介護福祉課
