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岩沼市

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2025年8月29日記者会見

更新日:202592

 

令和7年第3回市議会定例会の議案の概要

令和7年第3回定例会に提出する議案についてお知らせします。

招集日は9月2日、火曜日です。議案は、決算等の認定が8件、条例が2件、その他が2件、補正予算が6件の合計18件です。

令和7年度9月補正予算の概要

まずは補正予算の概要についてご説明いたします。

議案第53号については、令和7年度一般会計補正予算(第4号)で、歳入歳出とも「5億1,148万3,000円」を追加し、総額を「213億4,482万3,000円」にしようとするものです。

歳入では、交付税本算定による普通交付税の増、前年度決算剰余に係る純繰越金の増など、歳出では、過年度の補助事業等に係る国・県支出金精算還付金の追加、武隈線舗装補修工事及び三軒茶屋東地区道路改良工事に係る経費の追加、まち・ひと・しごと創生推進基金元金積立の増などを計上するものです。

令和6年度決算の概要

令和6年度決算の概要についてご説明いたします。

令和6年度においては、安全・安心を確保するハード整備に取り組むとともに、物価高騰に直面する市民生活の負担を軽減する各種経済対策を実施しました。

令和6年度決算は、歳入は、212億1,419万円で、前年度に比べ13億9,889万円の増、歳出は、199億5,210万円で、前年度に比べ13億4,942万円の増となりました。

市の歳入の根幹である市税については、法人市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税でいずれも増となる一方、定額減税の影響等により個人市民税及び市たばこ税は減となり、市税全体としては73億5,910万円(前年度比388万円の減)となりました。

歳出について、ハード面では、朝日竹の里線道路改良工事、岩沼西小学校長寿命化改修工事などに取り組み、ソフト面では、市内私立幼稚園の認定こども園移行に係る就学前教育・保育施設整備補助金の交付などを実施しました。

また、物価高騰への対策として、住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯を対象に物価高騰緊急支援給付金の給付を行ったほか、定額減税しきれないと見込まれる方に対し、調整給付を行うなど、各種経済対策に取り組みました。

歳入歳出の差し引き額(=形式収支)から翌年度への繰越財源1億2,862万円を控除した実質収支は、11億3,347万円の黒字となりましたが、財政調整基金への積立や取崩しなど収支の調整要素を除いた実質単年度収支は、6億6,227万円の赤字となりました。

次に、財政指標についてですが、財政力指数は、「0.804」となりました。

財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、地方交付税、地方譲与税及び地方特例交付金等が増となる一方で、市税が減になるとともに、人件費、扶助費及び公債費などの経常経費充当一般財源が増となったことにより、前年度比0.80ポイント増加の「103.17%」となりました。

財政健全化判断比率については、実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率は算出されず、実質公債費比率も「0.3%」と、早期健全化基準を大きく下回っており、これまで同様、健全な状態を維持しております。

令和6年度末における財政調整基金残高は、前年度比で1億7,616万円減少し、36億373万円となりました。

市債残高は、臨時財政対策債の発行を抑制するとともに、借入額を上回る償還を行ったことから、108億8,843万円となり、前年度比で4億7,916万円減少しました。

本市においても、人口減少の傾向が現れており、年少人口、生産年齢人口が減少する一方で、高齢者数は増加しております。高齢化と人口減少に伴い市税をはじめとする自主財源の減少や、人件費、社会保障費等の義務的経費の増加など、財政状況の悪化が懸念され、物価高騰がさらに悪影響をもたらしています。

このような状況を打破するためにも、戦略的なシティプロモーションを積極的に展開するとともに、企業誘致などを促進してまいります。また、ふるさと納税獲得に向けた取組を強化して財源確保に努めるとともに、引き続き行政改革を推進し、コスト削減、合理的・効率的な予算執行を徹底し、強固な財政基盤の構築に取り組んでまいります。

議案以外の情報提供

「みやぎポイント」がもらえる「いわぬま地元応援割増商品券」の販売

項目1「みやぎポイント」がもらえる「いわぬま地元応援割増商品券」の販売について申し上げます。

岩沼市では6回目となる「いわぬま地元応援割増商品券」を10月9日から販売します。

今回の発行総数は2万8,000セット。1セット7,500円相当の商品券を5,000円で販売しますので、商品券としては5割増しとなります。商品券の利用期間は令和7年12月31日までのおよそ3カ月間としています。

また、通常の割増分に加えて商品券1セット当たりみやぎポイント500円分がもらえます。商品券の割増分2,500円とみやぎポイント500円を合わせると実質6割増の大変お得な商品券になります。

本事業の実施により、物価高騰の影響を受けている市民の皆様と小規模事業者等も含めた事業者の皆様を支援することで、地域経済の活性化につながるものと期待しています。

「宮城県名取高等学校の生徒と認知症当事者、地域住民との交流会」の開催

次に、項目2「宮城県名取高等学校の生徒と認知症当事者、地域住民との交流会」の開催について申し上げます。

9~10月の「認知症を知る月間」の取り組みの1つとして、9月2日、火曜日に、デイサービスセンターたけくまを会場に宮城県名取高等学校家政科2年生と認知症当事者、地域住民の方々が交流会を行います。

当日は高校生や認知症当事者が考えたお菓子作りやレクリエーションを通じて交流を深めます。このほか、華道部員による生け花披露や茶道部員によるお点前披露などがあります。

これらは認知症サポーター養成講座の後に行われた高校生と高齢者のグループワークで出た案の中から、認知症当事者が選んで決定しました。

高校生には体験を通じて認知症への正しい理解を深めるとともに地域への関心や貢献意識の芽生えのきっかけとなり、認知症当事者や地域住民の方々には、世代を超えた交流により認知機能や感情面の活性化につながることや支え合いの地域づくりの基盤形成の一助となることを期待しております。

「令和7年度 敬老のつどい」の開催

次に、項目3「令和7年度 敬老のつどい」の開催について申し上げます。

長年にわたり郷土の発展に寄与し社会に尽くしてきた高齢者の皆様の功労を称え、長寿をお祝いし、対象者の方々に楽しんでいただくことを目的に、9月7日、日曜日に「敬老のつどい」を開催します。

今年は、対象者や地域の方々からいただいた御意見を基に、6月にリニューアルした市民会館大ホールにおいて開催することとしたほか、対象者を含めた地域の代表者で構成する「敬老のつどい実行委員会」を立ち上げ、御来場される高齢者の皆様に喜んでいただけるよう準備を進めております。

当日は地域の協力者の方々や子供たちによる会場の飾りつけのほか、協賛企業の協力もいただくなど、地域全体でお祝いさせていただきます。ステージイベントでは、津軽三味線柴田三兄妹の姉妹ユニット「ゆりあい」による演奏やお楽しみ抽選会を行います。

また、エントランスホールでは、協賛企業による健康や介護に関するコーナーやデイサービスや通所リハビリ施設利用者の作品展示、障害サービス事業所による野菜や手芸品等の販売があります。

このイベントを通して市民の皆さんに広く高齢者福祉についての関心と理解を深めていただくとともに、高齢者の皆様には、地域とのつながりづくりや孤立防止、見守りにつながることで生きがいを持ち、健康で豊かな生活を送れるようになることを期待しております。

「カラダみるCafeスペシャル~フレイル予防大測定会」の開催

次に、項目4「カラダみるCafeスペシャル~フレイル予防大測定会」の開催について申し上げます。

「自分の体をもっと大切にしよう」と思えるきっかけづくりの場として、様々な健康測定・相談ができるイベント「カラダみるCafe」を月1回開催しています。9月の健康増進普及月間にちなんで、「カラダみるCafe」のスペシャル版として「フレイル予防大測定会」を9月16日、火曜日に岩沼西コミュニティセンターで開催します。

当日は2部構成で開催され、第1部は市内で開業されております板橋眼科医院の板橋俊隆院長によるアイフレイル予防講話を予定しております。第2部は歩行速度や立ち上がり機能等を測定する運動機能測定と血管年齢や骨密度等を測定する健康測定を行います。保健師や管理栄養士等の専門職による健康相談も行いますので、ご自身の体の状態を確認する良い機会になると思います。

「2025いわぬまスポーツフェスティバル」の開催

次に、項目5「2025いわぬまスポーツフェスティバル」の開催について申し上げます。

10月25日、土曜日、総合体育館を会場に、スポーツイベント「2025いわぬまスポーツフェスティバル」を開催いたします。

今年はスペシャルゲストに、東北楽天ゴールデンイーグルス元選手の銀次さんをお迎えし、地域のスポーツ団体や大学等の皆様のご協力をいただきながら、様々なニュースポーツやレクリエーション活動の体験ブースをお楽しみいただきます。

また、スタンプラリーや地域の特産品などが当たる抽選会もご用意し、子どもから大人まで交流を行いながら気軽にスポーツに親しんでいただけるイベントにしてまいります。

質疑応答

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