2023年2月10日記者会見

更新日：2023年7月19日

令和5年第1回市議会定例会の議案の概要

令和５年第１回定例会に提出する議案についてお知らせします。

招集日は２月14日、火曜日です。

議案は、条例が17件、その他が８件、補正予算が７件、当初予算が８件の合計40件です。

まず、議案第１号については、犯罪被害者等の権利利益の保護を図り、誰もが安全で安心して暮らせる地域社会の実現に寄与するため、岩沼市犯罪被害者等支援条例を制定しようとするものであります。

議案第９号については、限られた財源及び人員体制の中において、市長公約の実現に向けた取組を加速させるとともに、より効率的かつ効果的な行政施策を展開し、質の高い住民サービスを提供するため、岩沼市部設置条例の一部を改正しようとするものであります。

議案第13号については、令和５年７月１日から、西部地区に子育て支援センターを開所することに伴い、岩沼市子育て支援センター設置条例の一部を改正しようとするものであります。

議案第17号については、令和５年４月１日からの市民バスの運行体系を、道路運送法第78条の規定に基づく市への運行許可から同法第４条の規定に基づく事業者への許可に切り替えることに伴い、運行主体が市から事業者に変更となることから、岩沼市民バスの設置及び管理に関する条例を廃止しようとするものであります。

議案第20号については、ハナトピア岩沼に係る用地の取得について、地方自治法第96条第１項第８号の規定より、議会の議決をいただこうとするものであります。

令和4年度2月補正予算の概要

令和4年度2月補正予算案の概要について、ご説明いたします。

議案番号は第26号から第32号までとなります。

議案第26号については、令和４年度一般会計補正予算（第12号）で、歳入歳出とも「１億２，024万８千円」を追加し、総額を「195億２，234万７千円」にしようとするものです。

歳入では、国の補正予算に伴う普通交付税の増、実績見込みに基づくふるさと納税寄附金の増、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増、出産・子育て応援事業費補助金の追加、矢野目西土地区画整理事業特別会計繰入金の減などを計上しております。

また歳出では、出産・子育て応援給付金の追加、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業に係る公共施設の通信環境整備及び保育所における保育環境整備に要する経費の増、国費配分額の減に伴う矢野目中央線舗装補修工事に係る工事請負費の減などを計上しております。

令和5年度当初予算案の概要

令和５年度当初予算案の概要について、ご説明いたします。

議案第33号から第40号までとなります。

一般会計当初予算案につきましては、前年度比７億５，700万円増になっております。

４．35％増の181億５，700万円となりました。このうち、通常収支分は、前年度比４．42％増の178億４，599万４千円を計上し、震災関連分の経費については、前年度比０．57％増の３億１，100万６千円を計上しました。

令和５年度においては、限られた財源、人材をより一層有効に活用できるよう既存事業の見直しを徹底し、施策の選択と集中を図ることにより、行政改革を推し進めるとともに、令和５年度を戦略的に本市の魅力を発信する「シティプロモーション元年」と位置づけ、情報発信の強化を図ることにより、移住・定住、観光誘客、企業誘致などの取組みを促進していくことを基本方針として編成しました。

編成にあたっての４本の柱として、

「大切な命と暮らしを守るまちづくり」

「健康で笑顔あふれるまちづくり」

「子どもの未来を創るまちづくり」

「にぎわいと交流のあるまちづくり」

を重点施策と位置づけ、子育て支援、住環境整備、ＤＸ、シティプロモーション強化など、真に必要な事業に着実に取り組むとともに、後年度の財政負担を十分に考慮しつつ、未来に向けて持続可能なまちづくりを進めてまいります。

議案以外の情報提供

令和５年度組織改編

昨年６月の市長選挙では、市民目線による徹底した行政改革を推進することを公約に掲げ、市長に就任させていただきました。

市政２年目を迎えるに当たり、限られた財源及び人員体制の中、公約の実現に向けた取組を加速させるとともに、より効率的かつ効果的な行政運営を展開し、質の高い住民サービスを提供するため、令和５年４月１日付けで組織を改編することにいたしました。

部として新たに「政策部」を設置するほか、課の新設・統合により、現行の市長部局「４部21課体制」から「５部16課体制」に改編することにより、意思決定の迅速化や事務の効率化を図ってまいります。

なお、手続きや申請窓口が一部変更となることから、市民の皆さまに混乱が生じないよう、できる限り丁寧な周知と対応に努めてまいります。

ハナトピア岩沼利活用基本構想（素案）

ハナトピア岩沼は平成10年に開所して以来、多くの市民の皆さまにご来場いただいている本市の代表的な施設の一つでございます。昨年度から更なる利活用に向け検討を進めてまいりました。

基本構想（素案）の概要として、コンセプトを「子どもの笑顔あふれるアグリステーション」としています。また、今回のリニューアルに合わせて「子ども」、「ファミリー層」をメインターゲットに、「農家」「地域」「観光客」をサブターゲットとし、市内だけでなく、市外・県外からも人を呼び込めるよう施設を整備し、イベントやサービスを提供していくこととしています。

本基本構想の中では、お配りした基本構想図案を示しております。記載している内容はあくまで導入機能の例という位置付けですが、「地域にぎわいゾーン」、「遊び・交流ゾーン」、「シンボルゾーン」、「アクティブゾーン」の４つのゾーンを掲げ、整備を進めてまいりたいと考えております。

質疑応答

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