光化学オキシダントについて
更新日:2024年4月4日
工場や自動車から排出された窒素酸化物(NOx)や炭化水素(HC)などが、太陽の強い紫外線を受けると、光化学反応を起こして、オゾンなどの「光化学オキシダント(Ox)」と呼ばれる酸化性物質が発生し、空が白くモヤがかかったような状態を「光化学スモッグ」といいます。
光化学オキシダントは、晴れて、風が弱く、日差し(紫外線)が強い日に多く発生すると言われています。
緊急時の体制
宮城県では、大気汚染防止法第23条の規定に基づく緊急時の措置の対策として、「宮城県大気汚染緊急時対策要綱」に基づき、関係市町村や関係機関との連絡体制を整備し、硫黄酸化物、二酸化窒素および光化学オキシダントの3物質について緊急時には警報や注意報を発令し速やかな広報等を行うこととしています。
注意報等が発令された場合
- 戸外での運動は避け、室内に入る。
- 自動車の運転は、急ぎの用事以外自粛する。
光化学スモッグ(オキシダント)の影響
目がチカチカする、目が痛い、涙がでる、のどが痛い、せきがでる、息苦しい、頭痛がする、吐き気がする等の症状があらわれることがあります。このような症状が出た場合は、目を洗う、うがいを行うなどの処置を行い安静にしてください。万一、手足のしびれ、呼吸困難、失神などの症状が生じたときは、医師の手当を受けてください。
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