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更新日:2023年5月26日
宮城県では、2021年以降、仙台市や名取市において、ツヤハダゴマダラカミキリによる被害木が多数発見されています。
国際自然保護連合により「世界の侵略的外来種ワースト100」に認定されている外来生物で、海外では幅広い樹種の樹木に激甚な被害を及ぼしています。
出典:林野庁「外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について」
体長は約20~35mmである。在来種であるゴマダラカミキリに似ているが、胸部の白紋(しろもん)がないことや上翅基部(胸部に近い翅部分)は白紋がなく顆粒状突起(かりゅうじょうとっき)を持たないこと等が違いとしてあげられる。
幼虫はしばらく樹木の内部で過ごし、成虫になると木から出てくる。成虫は5~10月に出現し、産卵を行う。
幼虫が樹木の内部を食い荒らすため、被害が進行すると樹木は枯死してしまう。枯死してしまうと、落枝や倒木の恐れがある。
国内では令和4年1月現在、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、富山県、愛知県、兵庫県、山口県の8県で確認されています。
本虫の詳しい情報については、下記の国立環境研究所Webサイト及び下記のPDFをご参照ください。
現在、県内の被害木は、仙台市や名取市の公園、街路樹等に集中しており、穿孔やフラス(幼虫が食べた木くずと糞が混ざったもの)等、ツヤハダゴマダラカミキリによる被害が多数発見されています。
現在、農地や林地での被害は確認されていませんが、今後、農林業への被害拡大を防止していく必要があります。
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