2025年12月3日記者会見 質疑応答
更新日:2025年12月4日
発表項目の質疑応答
Q1
補正予算の「miiina」フォトスポット等設置事業に関連して、公共用施設命名権収入とありますが、これについて教えてください。
A1
(担当部長)
ハナトピア岩沼がリニューアルし「miiina」となり、その施設の中に昆虫の施設を作るという計画になります。そこに対して、ネーミングライツを行うため、今回収入を見込んだということで、240万円の予算を計上しているという状況でございます。
Q1-2
ネーミングライツの募集時期としては、これから始まるのでしょうか。もう終わっているのでしょうか。
A1-2
(担当部長)
ネーミングライツの募集期間については、9月に実施させていただき、終了いたしました。2社からの応募が来ておりまして、この中から選定したというような形になります。
Q1-3
名前自体はまだ公表できないのですか。
A1-3
(担当部長)
申し訳ございませんが、まだ公表はできませんので、もう少々お待ちいただきたいと思います。
(市長)
公表したいのは山々なのですが、議会の方で最初に公表するということで、申し訳ございません。
Q1-4
「miiina」の開園時期は来年6月ということでしょうか。
A1-4
(担当部長)
現時点での計画としては、来年の6月に開園できるよう準備を進めています。
Q1-5
名称を公募した際には、プレスリリースか何かをされて選定募集をしたのでしょうか。
A1-5
(担当部長)
プレスリリースはしておらず、ホームページで公募させていただきました。
Q1-6
新名称決定についても、ホームページで発表するということでしょうか。
A1-6
(担当部長)
議会で公表した後に、ホームページとプレスリリースで公表していきたいと考えております。
Q1-7
「miiina」の名称については、9月議会の冒頭の市政報告でおそらく発表されていますが、あまり周知されていないかと思います。
A1-7
(担当部長)
「miiina」については既に名称を公表済みですが、今お話があった通り、あまり周知されていませんでしたので、皆様に周知できるように、機会を捉えて発表していきたいと思います。また、「miiina」というフォトスポットについても、今回の補正予算の中で計上させてもらって、その点も一緒に皆さんにお知らせしたいなと思っておりました。
(市長)
今回昆虫の方も名称が決まって、せっかく今記者さんから言っていただいたので、併せてプレスリリースをしっかりとさせていただきます。取り上げられるようなプレスリリースの仕方をしますので、記事の方で取り上げていただくよう、よろしくお願いします。
Q2
行方不明高齢者捜索模擬訓練について、これは初めての実施でしょうか。
A2
(担当部長)
こちらの訓練については2回目の実施になります。1回目は令和3年に実施しています。
Q2-2
現在270人の捜索サポーターが登録されているということですが、実際に稼働して捜索に至った例はあるのでしょうか。
A2-2
(担当部長)
270名のうち何名が稼働しているかについて、具体的な数字はございませんが、令和5年度は3回程度の情報発信をして、皆様に協力をいただいております。実際の行方不明高齢者の件数については、令和6年度は3件、今年度は11月17日現在で3件となっておりますが、いずれも無事発見、保護されました。
Q2-3
1回目は令和3年に行われているということですが、2回目を今度行うというタイミングについては、何か意味があるのでしょうか。
A2-3
(担当部長)
こちらについては、定期的にサポーターの方々などに色々な情報を発信しながら、ご協力いただくような手筈になっているのですが、諸般の事情により、毎年開催するのは少し難しいということで、今回久しぶりにやらせていただくことになりました。
Q2-4
未だに見つかっていない高齢者の方はいらっしゃるのですか。
A2-4
(担当部長)
行方不明のまま発見されていないという事例はございません。
Q3
老人憩の家の運営について、東部については廃止して、北部は直営化にして北部だけ残すということでしょうか。
A3
一律ではなく、場所に合わせて色々と対応させていただきますが、詳細については担当から説明させます。
(担当部長)
老人憩の家は市内に3か所ございます。今回廃止をさせていただくのが東部と西部で、北部は直営で残すということになります。南部地区については、特に老人憩の家の設置はしていないという状況になっております。
Q3-2
そうすると、利用者は1か所に集約して利用するという形になるのでしょうか。
A3-2
(担当部長)
今まで東部地区、西部地区を利用されていた方については、こちらの近辺にコミュニティセンターや色々な公共施設がございますので、そちらの方を利用していただくように、丁寧に団体へ説明しておりまして、そちらにスムーズに移行できるというような形になっております。北部については老人憩の家は継続しますので、そのままお使いいただけるようになっております。
(市長)
かなり老朽化している施設もありましたので、近くに新しい立派な施設ができたこともあり、そちらを利用していただくように、できる限りしっかりと周知や説明をさせていただいているところでした。
発表項目以外の質疑応答
Q1
熊の被害が全国的に増えていますが、岩沼市での目撃件数と、市独自の対策等がありましたら教えてください。
A1
目撃件数について、令和6年度は3件、令和5年度は1件、令和4年度以前はなかったという報告を受けております。
(担当部長)
令和7年度については、現時点で11件になります。市独自の対策については、クマ出没の注意を促す立て看板とポスターを山間部に接する全ての行政区長へ聞き取りを行い、配付しています。なお、緊急銃猟の体制としては、庁内、学校や警察等の外部機関、宮城県と情報交換しながら、実際に実施できるような体制を整えているという状況でございます。12月の補正予算で、有害鳥獣対策実施隊への、報酬と熊撃退用のスプレーを購入する予定で、補正予算を約61万円計上しております。
Q1-2
補正予算に関しては、本日配られた資料に入っていますか。
A1-2
(担当部長)
入っております。
Q1-3
目撃された場所は、どこになりますか。
A1-3
(担当部長)
場所については、北から、志賀、三色吉、北長谷、南長谷で目撃されているような状況です。
Q2
市長に就任してから3年半が過ぎましたが、行政改革等に取り組んでいらっしゃる中で、振り返ってみての手応え等を教えていただければと思います。
A2
一言で申し上げるのはなかなか難しいのですが、どこの自治体も改革しなければいけない時期に差し掛かっているというのは、皆さんおそらく同じ意見なのかなと思っています。高齢者の数は増加していて、人口は減少していて、子供の数も減少しているという中で、さらには物価も上昇してきているので、どうやってもやはり予算的にどこの自治体も厳しくなっているのが当たり前というか、仕方ないことだと思います。ただやはりそれを放置していると、どんどん事業だけを縮小しなければいけなくなってきますので、事業の中身をしっかり精査して、今必要なものなのかというと、これまでやってきてはいるもののこれから先も必要なのかをしっかり見極めなければいけません。そこをしっかりと見極めながら、あまり大胆に削減した事業はないとは思っているのですが、本当に職員や市民の方々の力も借りて、理解を得ながら進められたのがとても大きかったのかなと思っています。本当に毎年度、新年度予算を組むにあたって、職員の皆さんが頑張ってくれています。色々な工夫をしていただいて、無駄といいますか、大きくなってきていた予算をできる限り小さく、収支が均衡するような形に持っていくためにやってもらっていますので、今が一番苦しいところなのかなと思っています。
岩沼だけではなく、やはり今の時期に首長になった人達は、こういった仕事をやらざるを得ないのかなと思っています。時代というか、タイミングがそういう時期だったのかなということで、本当にこの3年間はそういうことに力を使ってきた部分もありますし、ただそれだけだとやはり今後のためにもならないと思ってきましたので、子育て支援を掲げてやってきました。この点については実際、誤解を受けている部分があって、子育て支援に使ってきた予算というのはそんなに多くないと私個人としては思っています。それよりもやはり、元々あった福祉関係や高齢者支援といった予算の方が遥かに大きい部分があるのですが、アナウンス効果を狙って、予算はあまりかけずに、子育て支援をやっていますとアピールしております。実際に子育てをしている皆さんが、岩沼市は子育て支援をやってくれていると実感できるようなサービスを、他の自治体をしっかり研究して、効果があるものを岩沼に持ってきて、今子育て支援パッケージという形でやらせていただいています。そういった意味で、色々と市民懇談会等でも申し上げているとおり、成果がとても出ているのかなと思っています。
大規模な宅地開発を同時に進めることができれば、ある程度一定の数を増やし続けることができると思うのですが、岩沼市は宅地開発ができる土地が少ないので、一時的に増えて止まってというのを繰り返していくような形になっていくと思います。最終目標は宅地開発をしたいなと思っているのですが、子育て支援パッケージに関してはだいぶ成果が出ていると思います。これを言うと、担当としてはあまり良くないのかもしれませんが、現在妊娠しているお母さんの数が増えていて、それはすごい成果だと思っています。外から入ってくる子育て世帯を増やそうと思って支援をしていたものの、妊娠される方が増えるというのは有難いことで、すごい成果だと思っています。実際に岩沼でお子さんを産み育てたいと思ってくださる方が増えているということなので、これはもう想像した以上の成果が出ているのではないかと思っています。色々な部分で頑張ってくださった職員の皆さんにも感謝したいですし、市民の皆様も、ある意味今までとは違った岩沼市を目指してやっているので、なかなか理解できない部分もあったと思います。全国的にもこの3年間ぐらいで子育て支援していかないと、自治体自体が潰れていくという認識がようやく広がってきていると思っていますので、かなりやりやすくなってきたかなと思っています。そういった意味では、種まきまでも行っていないかもしれませんが、今までやってきたことを色々と変えながら、未来に向けて、まだ4年は経っておりませんが、4年近くなるこの時期に、ようやく次のステップに行ける準備ができたかなと思っています。準備しながら成果も出せたので、それは協力していただいた皆さんに対して本当に有難いなと思っています。
Q2-2
成果が出ているということですが、市民懇談会などの色々な場所で、市民体育センターや市民会館駐車場の有料化について住民の方から反対の署名等も出ていらっしゃると思います。そのような反対の声に対し、市長もよく、既得権を持った人たちが文句を言うとおっしゃいますが、そういう方々に理解を求めていくというところについてはどう考えていらっしゃいますか。
A2-2
私はもちろん、元々そこを利用されている方々のお話は聞かなければならないと思っています。そういった意味では、駐車場の有料化に関しても、市民体育センターの跡地の利活用に関しても、私から職員に対して、しっかり市民の声を聞くようにとまず指示を出しています。色々な部分を見ていただくと、どれくらい地元住民の皆さんと意見交換をしているのかが分かると思います。もちろん数だけではなく、中身や、どういった対応をしていくかについても大事だと思うのですが、それなりの回数でしっかり実施させていただいて、意見としていただいたことも、やはりこちらとしても最大限やりたいなと思って検討をしています。決して既得権を持っている方々に、全て我慢してもらってやっていく、それを止めるという話ではありません。その既得権を持っている方々というか、今まで利用していた方々がおっしゃっていることでも、全市民のため、多くの市民のためになると思うことは、取り組んできているつもりです。
駐車場の有料化に関しても、何回も色々な見直しを重ねてきています。もしかすると、既得権を持っている方々が悪いという姿勢でいくとすれば、1回決めてしまったことは何を言われても変えないという政治家の方もいらっしゃると思います。ただ、ご意見をいただいた中で、やはりこれはもう少し変えた方が良いということや、こちらとしてもやってみないと分からないこともありますので、そういったところで改善を加えていく中では、朝令暮改もあり得ることですし、やってみた中で、変えた方が良いことは全部変えていこうと指示を出しています。私も進めていく中で、これはやはり高いのではないかと職員に対しても言っていますし、ただ色々な契約の関係があって、すぐにできないこともありますので、そういったところは都度議員や地域の方々にお話をしながら、私もそう思うものの今すぐにはできないと言わせていただいています。決して一度やったからそれを変えないというつもりではなく、やはり市民あっての岩沼市なので、既得権といえども、少数意見であろうといえども、正しい意見が中に入っていれば、しっかりと取り入れてやっていきたいなと思っていますし、利用しない多くの市民の方たちもそうだと言ってくれるような感じが受け取れれば、やっていきたいなと思っています。
市民体育センター跡地に関しても、担当がかなり地元の方に入っていって、色々な意見を聞いていただいて、私の方にも報告をして、これはどうしますかという話がありました。ただ、やはり公共の施設ではないので、どうにか落としどころを探る中で、担当はすごく交渉した訳ですが、その中でも、やはりできることとできないことがあります。そういった場合に市民体育センターの跡地の中でそういった要望を飲みきれない部分があって、どうしても市として必要で、周辺住民の方々も本当に必要だと思っていることがあれば、市役所の空いている部屋を使ってもらっても良いと思っていますし、そういった意味では柔軟にこれからも対応していきたいなと思っています。公共施設についても使える所が沢山ありますので、まずそこをご案内していきたいなと思っています。決して排除しようだとか、最初に決まった通りに全部進めていこうという考え方はしていません。もちろん市民の皆様にはこれからも一緒に、岩沼を発展させるために協力していただきたいと思っているので、ぜひそういう意味では色々なご意見をいただければと思っています。なかなか全部はできませんが、やることはやっていきたいなと思います。
Q2-3
そういう点を踏まえて、市長の任期は来年6月22日までだと思いますが、2期目に向けての思いを教えてください。現時点では出馬を公表されていないと思うのですが、いつ頃公表する予定なのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
A2-3
次に向けての話はなかなか難しいと思います。しっかり今与えられている仕事を全部こなして、その上でやはりやるべきかどうかというのを、市民の皆さんはもちろん、支援いただいている方々ともしっかりと話し合った上で、結論を出したいなと思っています。
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