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岩沼市

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2025年2月7日記者会見 質疑応答

更新日:2025210

発表項目の質疑応答

Q1

「追悼行事 希望の灯火」について、今年で最後の開催ということですが、その理由や経緯について、もう少し詳しく教えてください。

A1

被災した玉浦西地区まちづくり協議会の皆様やご遺族の方々から、毎年2日続けて開催するのは結構な負担になるため、11日の自由献花で充分ではないかというお話をいただいたと聞いております。

Q1-2

11日は式典のようなものは行うのですか。自由献花であれば負担はそこまで掛からないのではないでしょうか。

A1-2

自由献花なので、式典は行いません。

(担当部長)

希望の灯火については、今回で7回目を迎えますが、先程市長からご説明したとおり、参加者の方が減少傾向にあります。昨年は150名程度の参加でしたが、そのうちの50名以上が市の職員等の関係者でした。ご遺族の方からも、11日の自由献花と重複しているのではないかという話があり、市としても、震災の記憶の風化防止や伝承といった視点は大切ですが、そこは11日の献花でも十分将来に向けて伝承できると判断し、そこをしっかりと取り組んでいくことといたしました。

Q1-3

今年は阪神淡路大震災から30年ということで、先日神戸に行ってきたのですが、そのように30年ずっと続けている行事もあります。2日間連続の開催が負担になっている事実は確かにあると思いますし、住民の皆様がそれで良いというのであれば良いのですが、ちなみに準備はどなたがされるのでしょうか。

A1-3

(担当部長)

市と玉浦西まちづくり住民協議会とで共催し、準備しておりました。

Q1-4

私が言うことではないですが、まさに記憶の風化に繋がるのではないかとも思います。灯篭は、竹灯籠を使うのでしょうか。

A1-4

(担当部長)

木製の枠に白いプラスチックの板が四方に挟まっているような形状です。

Q1-5

行燈みたいなものですか。

A1-5

そうですね。とても綺麗なので、是非今年来てみてください。個人的には続けた方が良いのではないかという思いが私もありましたが、やはり被災し集団移転された地域の皆様からそういったお話があったので、そうであればやはり3月11日の自由献花をしっかりこれからも続けていきながら、追悼行事については今回を最後にさせていただきたいなと思います。

 

Q2

令和7年度の一般会計当初予算案について、新規事業として市長が特に力を入れたいと考えている取組みを2点程教えてください。

A2

まず大きな事業として「こども・子育て支援パッケージ」があります。また、ハナトピア岩沼のリニューアル事業がありますので、そちらもしっかりと行っていきたいと思います。選ぶとなるとこの2つですが、もちろんこれまでやってきたシルバー世代の皆様に安心して暮らしていただけるような政策も引き続き行ってまいります。また、働く世代の皆様がしっかりと子供を預けて共働きできるような、そういった政策のために子育て支援をやっておりますので、そこも含めてトータルで新年度に向けてやっていきたいと思っています。

 

Q3

昨年「こども・子育て支援パッケージ」の第1弾を特集させていただき、今回は第2弾ということで、様々な取組みがありますが、とりわけ県内でも先進的な取組みはあるのでしょうか。また、「5歳児健康診査の実施」と「不妊検査・治療費の助成上乗せ」について、もう少し詳しく教えてください。

A3

今回のパッケージについては、多岐にわたって色々なメニューがあります。担当の方で本当に頑張っていただいて、予算を新たにつけるというよりも、部内で予算をやりくりして編み出していただいた結果だと思っていますので、本当に有難く、ご苦労様でしたと思います。今回はやはり「おむつ”あんしん”お届け隊」1つの目玉だと思っています。直接おむつを届けさせていただき、お話をしながら色々な子育ての課題や悩みについても聞き取りながら、ただ届けるだけではなく、安心も届けるという事業になっています。

昨年特集をしていただいた「保育料の第2子以降無償化」や「3歳以上児への米飯無償提供」は現場でとても喜んでいただいて、やはり今までは家から冷たいご飯を持ってきて食べていたのが、保育所で温かいご飯が食べられるということで、是非継続してくださいという話をいただきました。もちろんやめるつもりは全くなかったのですが、そう言っていただけるような、良い事業だという評価をいただいております。また、第1弾パッケージのおかげで子育て世代の移住定住も増えています。その詳細については担当から説明させていただきます。

(担当部長)

5歳児健診について、現在母子保健法における法定の乳幼児健診は、1歳半と3歳の2回のみになります。岩沼市ではその他にも2歳半の歯科検診や、クリニックでの個別健診も受けていただけるのですが、国の方では最近、就学を迎えるにあたって学校や集団の中でしっかり集団生活に馴染めるか、発達をしっかり親御さんと確認した上で安心して就学を迎えられる体制が必要ではないか、というような流れになっており、満5歳児になる年中児の子供を対象に、毎月1回集団健診を実施することにしました。こちらについては、県内でも取り組んでいる市町村は少なく、白石市や七ヶ宿町などが実施しております。

不妊検査費と治療費の助成については、市町村が実施する検査費・治療費の助成を県から補助いただきますが、その補助額に市がさらに上乗せするという取組みになっております。

また、第1弾のパッケージを実施してから子育て世代の転入者が増加していることについて、前年度比の転入者数の比較を毎月実施しており、一時期は30%を超えたこともありましたが、平均で25%程の増加になっています。

Q3-2

どの期間で比較しているのでしょうか。

A3-2

(担当部長)

令和5年の3月~12月と、令和6年の3月~12月を比較し、24%増加しているという結果になっております。

Q3-3

法定健診は1歳半と3歳と決まっていて、5歳児健診を今回実施するということで、3歳の時点でははっきり分からないことが5歳になって見えてくるということもあるのでしょうか。

A3-3

(担当部長)

おっしゃる通りです。3歳の健診では、個別の対応で発達の検査や問診項目があって、その時は上手くやれても、やはり成長して集団に入った時に、集団の中だと指示が入らなかったり、クラス内の友達関係が上手くいかなかったりすることがあります。集団に入ってから分かるような発達の懸念材料について、5歳の時点で再度集団研修の中でチェックをして、今後そういった懸念があるようなお子さんに対してどう関わっていくか、お母さんや保育所・幼稚園と一緒にしっかりお話ししたいと思います。また、教育委員会にもご協力いただき、学校生活はこういうもので、就学前にどのような検査や健診があるかなど、色々な説明を交えながら準備をしていきたいと思います。発達が心配なお子さんをまずスクリーニングして、準備をしていくということが大きな目的になっております。

 

Q4

力を入れている事業として挙げていた、ハナトピア岩沼のリニューアルについて、今年度末に一旦閉館しリニューアルされると思いますが、どのような施設に変わるのでしょうか。

A4

子供の遊び場をメインとした施設になります。子供の遊び場というと、今まではどこの自治体も雨の日に屋内で遊ぶ施設が多かったのですが、屋内の遊び場だけではなく、元々ハナトピア岩沼は広大な敷地を有している施設なので、それを活かしてリニューアルさせていただき、子育て世帯のご家族だけではなく、市民の皆さんに楽しんでいただけるようなリニューアルにしていきたいと思っています。ただメインはやはり子育て世帯で、普段遊び場が少なくて困っている方、雨の日にどこで遊ばせたら良いか困っている方、あるいは最近自然に触れる機会がないため、安全な庭で遊びたい方に向けた場所を提供したいなと思っております。

(担当部長)

今市長が説明した通りになりますが、現在の事務室やコンピュータ室については、子供が屋内で遊べるスペースに作り替えます。屋外の庭園の部分につきましては、子供が安全に遊べるような遊具を設置し、整備していく方向で考えています。一部有料の部分もありつつ、水遊びもできるような施設を作っていきたいと考えております。

 

Q5

ふるさと納税の寄附額について、令和元年度から5.2倍と大きく増加していて、まさに右肩上がりだと思います。もちろん全体的な傾向としてふるさと納税の寄付額が増えているという大きな流れがある中でも、岩沼市がとりわけ5年度から6年度に掛けて1.5倍になったということで、その要因についてどう分析されていますか。

A5

やはり返礼品の種類の増加や、間に入っていただいているポータルサイトを増やしたということもあると思いますし、見せ方、PRの仕方、返礼品の表示の仕方など様々な部分で改善を加えてきて、職員が頑張ってくれました。そして返礼品を出してくださる地元の企業、法人、個人の皆さんがしっかり頑張っていただいたというのが一番大きな成果だと思います。本当にふるさと納税の趣旨に合った形で、市民の皆様や職員に頑張ってもらったので、この結果になっていると思います。本当は10億円を目指したかったのですが、しっかりと成果を残してもらっているなと思います。年度末にかけてもう少し伸びると思いますが、皆様に頑張ってもらった結果だと思っています。

Q5-2

私もホームページ等で返礼品を見させていただきましたが、本当に地元の企業の物産がしっかりあって、全国的にも有名な商品で身近なものが多いと思いました。とりわけトイレットペーパーは今高くなっていますし、他にも利久やにしきやなど魅力的な商品があるなと思いましたが、その辺りの地元の企業については、どう考えていらっしゃいますか。

A5-2

ふるさと納税の制度ができたお陰というのもありますが、そういった企業さんが来ていただけるような土壌をしっかり作ってもらっていた、市民の皆さんや職員の努力の成果もあると思っています。先程おっしゃったように、全国的に寄附額が伸びているので、普通にやっていても伸びるとは思います。ただ普通にやっていても、1.5倍にするのはなかなか難しいと思いますので、ここはやはり努力の成果だと思います。今までは地元の企業を行政が宣伝するということはなかなかなかったと思いますが、この制度であれば行政が関わって、地元の利久、にしきや、日本製紙の製品、あるいは地元の農家さんや農業法人の米を全国に向けてPRできるため、とても大きな意味があると思っております。日本全国の皆さんに返礼品として出して、その商品の良さを分かってもらうという意味で、ふるさと納税の仕組みはとても良いと思いますし、いただいたお金を岩沼市で有効に使わせていただくという意味でも、本当に有難い制度だと思っております。

Q5-3

増えた税収についてはどういったものに活かされるのですか。

A5-3

(担当部長)

今年度いただいた分をどこに充当するかについては未定です。昨年度分につきましては、大きいところですと、企業立地奨励金、ハナトピア岩沼のリニューアルにおける選定費用、学校関係の教材用備品の購入費などに充てさせていただきました。合計で約2億6,600万円の金額を9つの事業に充てさせていただきました。

Q5-4

これから、もっと伸ばしていきたいという思いはありますか。

A5-4

もちろんこの制度がある限りはできる限り伸ばしていきたいです。財源については、岩沼市の場合、どうしても税収を上げても地方交付税が減らされてしまって、トータルで入ってくる額が変わらないという現状があります。どうやって財源を確保していくかというのは、今本当に難しい問題になっていますが、寄附額を伸ばしていけば将来に向けた投資に使えるお金が入ってくると私は捉えていますので、そういった意味でさらに伸ばしていきたいです。新年度はさらに力を入れていきたいなと思っています。

 

発表項目以外の質疑応答

Q1

「空の駅の整備」について、年度内にもう一度再公募をする予定だと、昨年の夏に伺っていましたが、現在2月ということで、今後のスケジュールなど今分かる範囲で教えてください。

A1

空港周辺の賑わいはしっかりと出していきたいと思っておりますが、なかなかその手続きについては難しいところがあります。

(担当部長)

昨年一度公募を掛けさせていただきましたが、残念ながら運営していただける事業者がいなかったため、再度1から検討し直しており、できれば年度内に公募を掛けたかったのですが、まだ現在は掛けられるところまで来ておりません。市といたしましても、次はしっかりと手を挙げていただける状況を整える必要があり、失敗ができないという認識です。宮城県とともに、今後のスケジュールや協力体制について検討しておりますので、もう少し時間が掛かる認識でおります。

このページに関するお問い合わせは、市長公室(マーケティング係)まで
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