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岩沼市

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2024年12月4日記者会見 質疑応答

更新日:2024125

発表項目の質疑応答

Q1

「岩沼市矢野目西産業用地の分譲」について確認させてください。運輸業を営むオックスライン株式会社が10月30日付けで仮契約を結んだということですが、現時点では着工や稼働開始の時期をどのくらいで見込んでいらっしゃるのでしょうか。

A1

(担当部長)

今後の動きについては、本議会で議決が通り次第本契約になりまして、支払いへ進み、権利移転という流れになります。その後事務所と倉庫を建設するということで、着工時期は令和7年3月、操業開始が令和7年10月と予定されています。

Q1-2

要件を緩和した土地にスムーズに事業者が入ったということで、喜ばしいことなのかなと受け止めております。最後に残った1区画についても、同じように要件を緩和されたのでしょうか。

A1-2

(担当部長)

現在まだ売却に契約に至ってない場所については、要件の緩和をしておりません。今後、地元の町内会や住民の方々と相談しながら進めていくようになります。

Q1-3

周辺住民の生活利便に繋がるような施設を元々望んでいて、なかなか該当する事業者が来なかったので、今回は要件を緩和して運輸業の事業者が来たという理解でよろしいでしょうか。

A1-3

おっしゃる通りだと思います。周辺住民の皆さんと話し合いながら、色々な緩和を進めてきていますが、それなりに周辺住民の数がないと、商業施設や生活利便施設を営む民間企業がなかなか進出してこないので、今回周辺の地区の住民の方とお話をさせていただいて、要件を緩和させていただきました。引き続き周辺住民の方と話し合いながら進めていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

Q2

同じく「岩沼市矢野目西産業用地の分譲」について、これが本契約となった場合、立地協定式のようなものを開催する予定はありますか。

A2

(担当部長)

立地協定式の開催までは、現時点では考えておりません。

(市長)

今後検討するかもしれませんので、よろしくお願いします。
 

Q3

12月補正予算案について質問いたします。「岩沼市民体育センター跡地測量に要する経費」について委託料が計上されていますが、民間事業者に貸し付けて、どのような利用方法を想定しているのでしょうか。

A3

(担当部長)

現時点では、今後具体的にどのような利用をしていくかは決まっておりませんが、現在使われていない市民体育センターを来年度に取り壊す予定で、それと併せて今後民間事業者に貸し付けできるように、土地の測量を行わせていただきます。

(市長)

民間事業者に貸し付けるという方向性はある程度固まっております。ご覧の通り一等地ですので、ぜひ報道で情報を流していただければと思います。

 

Q4

「災害公営住宅家賃減免の継続」について確認させてください。令和6年度で段階的に家賃低減をしてきた部分が終了して、減らしてきた分を岩沼市が全額穴埋めをして支援をしてきた形だったと思いますが、その仕組みを改めて確認させてください。また、今回改めて家賃減免の継続が必要と判断をされた理由について、教えてください。

A4

(担当部長)

これまで収入の低い世帯に対して、国の方から補助があり、それに伴って10年間、令和6年度まで続けてきました。今年度が最後となりますので、令和7年度から急に家賃が増えることに対し配慮して、毎年20%ずつ2年間毎に戻していくという措置を考えております。

これまで低所得者の方については、国から出ていた部分と、市で上乗せをしていた部分がありました。もう1つは収入超過者に対して家賃の割増し分の減免を続けていましたので、それを今後8年間でまた継続していくということになります。

Q4-2

資料を見ると、東日本大震災特別家賃低減事業による減免対象世帯は令和6年度で107世帯、収入超過世帯は21世帯ということですが、これはいつ時点の数字でしょうか。

A4-2

(担当部長)

10月時点で次年度の家賃を決めますので、令和6年の10月の数字になります。

 

Q5

文部科学省リーディングDXスクール事業に関連して、最近読んで気になった新聞記事に関連して質問いたします。先日の読売新聞の一面で、北欧かどこかのiPadを使って授業を行うDX先進国で、ずっとiPadでの授業を進めていたら学力が低下してきたので、紙に戻したというかなり衝撃的な記事が出ていました。私はそれを見て、やはり物を書くというのはそれなりの力があるのだろうなと思いました。今の岩沼はiPadを使ってDX教育を推進していますが、そこに対して懸念も感じました。学力を向上させて成績を上げることを市の目標の1つとして掲げていますが、そこをどのように感じているかお聞かせください。

A5

専門的な知見についてはおそらく教育委員会の方があると思いますので、私の考え方というか個人的なことを話させていただくと、やはり昔から、読み・書き・そろばんは基本なのかなと思っています。手を動かして書いて理解することが、覚える段階ではとても重要だと思っていますし、古い考えかもしれませんが、個人的な感想を言うと、やはりデジタルで書類を読むよりも紙ベースで読んだ方が早く読めます。慣れの問題もあるものの、遥かに紙の方が早いので、人間の脳に関しては紙の方が向いている可能性もあるのかなとは思いますが、それは専門的な方々が研究することだと思っています。

私もその新聞記事は読んでいて、宮城県のある地区でも紙に回帰している教育委員会があるというのを、確か現場の先生から聞いたことがありました。もしかするとDX化に向けて突っ走りすぎるのも良くないのかもしれませんが、ただ成績向上を目指さないのであれば、どちらが楽なのかと言えば印刷しないでDXでやった方が楽です。もちろん岩沼市の教育委員会が楽を目指してやっている訳ではないというのは百も承知ですが、その辺りしっかりバランスを取る必要があると思います。最終的にはやはり結果を残すことが、市民や子供たちが求めていることの1つでもあると私は思っています。DX化を進めた結果、あまり成果が出ない部分も出てくると思います。全てが一律でDX化をやったから伸びるというわけではないですし、同じやり方でやっても伸びない子供もいると思います。9割程の子供がこれで伸びた場合でも、その成果の部分を世界的に発表していくべきであって、やり方や、今やっていることが負担の軽減に繋がるということだけを発表していく場になってはいけないと、市民の1人として思っています。納税者の1人としてそこはしっかりと見極めて、市民の目線でしっかり見ていく必要があると思っています。色々な流れや選択肢があるというのは、とても良いことだとは思っていますが、何を目的としてやるかが一番大切ですし、結果がどうなるのかを見ることも大切だと思っています。総合教育会議の議長という立場もありますので、しっかりと言うべきことは言っていきたいなと思っております。

 

発表項目以外の質疑応答

Q1

先日の議員全員協議会で、仙台空港鉄道株式会社から説明があり、県と交わした覚書の中でアクセス線の延伸が約束になっているので、これをしっかり守ってほしいという意見と、そもそもアクセス線の延伸については、実現可能な話ではないため、それを取り下げたら良いのではないかという意見が出て、面白いなと思って聞いておりました。延伸の約束について、改めて市長の考えをお聞かせいただければと思います。

A1

延伸について、覚書の中に最初から入っているということで、もちろん実現していただきたいなと思っております。また、全員協議会の中で実現不可能ではないかという意見もありましたが、私はこの立場だから出来ると言う訳ではなく、今県も仙台国際空港も国際線の乗降客数を伸ばそうと必死で、我々もそれに協力しようということで、24時間化にも協力しております。もちろんそのような協力をしている中で、アクセス線の乗降客も伸びるということで、あの場でも言わせていただいた通り、アクセス線の社長からメリットは特に無いとはっきり言われましたが、我々はアクセス線がメリットを享受できるような体制を整えて対応しております。

そういった中で実現不可能なのかというと、やはり空港利用客、乗降客数が伸びれば間違いなく空港の建物自体が手狭になってくると思いますし、お土産を買う人や飲食をする人、見送り客、国際線の乗降客なども増えてくると思います。12月には香港からも3本のエアラインが入ってくるということで、乗降客数が伸びて、今年度は過去最高の乗降客数を記録するのではないかという中で、ここから更に伸びて手狭になった時に、空港の施設やターミナルをどこに作るかとなると、名取側に作るというよりは岩沼側に作っていくことになると思います。規模は違いますが、関西国際空港は国内線と国際線のターミナルを別々にしているという状況もありますので、今の狭いターミナルをこのまま使うというよりは、2つに分けて使うというやり方もあるのではないかと思っています。

そうなれば私も提案していきたい、こちらからお願いをしたいという思いもありますし、そうなった場合は岩沼側にターミナルを作ってそこまでアクセス鉄道を伸ばしてくるという鉄軌道になるのか、また別のやり方もあるとは思いますので、いずれにしてもアクセス線の延伸が荒唐無稽な話であるとは思っていません。全ての東北の自治体が仙台空港の利用者数を伸ばしたいと思っている時に、アクセス線を伸ばす必要がない、頭打ちだという考えは全くありませんし、実際可能性はあるのかなと思っています。岩沼駅まで伸ばすというのは少し難しいのかなと思いますが、空港利用者の利便性を高めるためには、アクセス線の延伸は確率の高い話だと思っています。

Q1-2

潜在的な利用者を増やすために空の駅の構想があって、9月の記者会見の際には1回仕切り直しになったと伺いましたが、現状どのような話し合いになっているか教えてください。

A1-2

こちらについても、県と協力してやっていくという話を進めています。

(担当部長)

前回からそれほど大きな変化はありません。一度公募を掛けて、応募者がなかったという事実もありますので、市としても県としても、次に公募する時にはぜひ成功させたいという思いがあります。そのため、まずはどこが足りなかったのか、そういった現状を分析するために、様々な事業者さんからヒアリング等を行っている状況でございます。

Q1-3

名取と岩沼と県が交わした24時間化の覚書の中には、岩沼側にも名取側にも活性化施設を作るという話があって、これまで名取市はあまり動いていませんでしたが、最近は名取市長も周辺の土地を調査したり、そのような施設を望む声があるとはっきり発言したりしています。確か佐藤市長も同席していた何かの場で、近くに施設が出来ることになっても、それはお互い競争だという旨の発言もお聞きしました。同様の施設が近隣に2ヶ所できるのは、かなりリスキーだと考えられますが、1つの可能性の話として、名取と岩沼で一緒に作るというのはあり得ないのでしょうか。同じ覚書を交わしていて、名取と岩沼の境界線上に土地も無い訳ではなく、名取市と岩沼市の関係もかつてよりも良好だと言われている中で、一緒に作るという選択肢はないのかなと思いました。その辺りの可能性については、市長としてはどうお考えでしょうか。

A1-3

今までは全く検討したことが無かったので、すぐには答えにくいところがありますが、(仮称)空の駅という活性化施設に関しては、岩沼の方が少し先行して考えていた部分があります。今の関係性を考えると、やはり同じような施設が近隣にあるというのは、潰し合いになってしまう部分もあると思うので、記者さんがおっしゃった選択肢もありなのかなと思っています。

ただお互いに色々なハードルをクリアして、観光客や外から来る人を増やしたいという中で、その施設を名取に作りたい、岩沼に作りたいという話になった時に、その辺りをどのように整理していくのかという問題もあります。今のお話を聞いて、名取市長にも伝えたいと思いますが、やはりお互いに競争していかなければならない部分もあると思っています。私の方からも名取市長には、岩沼市でこのようなことをやるので、今度協力してくださいという話をよくさせていただきますが、誘客施設に限っては、今回協力できるのかどうか、名取市長とも話してみたいなと思っています。現段階で率直に言うと、名取市では作らないで、今回の施設は岩沼で作られることに協力してもらえませんかという話になるとは思いますが、その辺りをどのように考えているのか、まず名取市長に確認したいなと思います。

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