2022年12月2日記者会見 質疑応答
更新日:2023年7月19日
発表項目の質疑応答
Q1
12月補正予算案の関係で質問があります。ハナトピア岩沼の土地購入費に2億2000万円の計上がありますが、どういう経緯で計上したかのか説明をお願いします。
A1
これまで賃貸借契約に基づいて利用していたハナトピア岩沼の土地ですが、利活用のために購入するということです。詳細は担当から説明いたします。
(担当部長)
これまでもハナトピアにつきましては、議員・市民の皆さまからいろいろとご意見をいただいており有効活用できないかという声がありました。整備するときに国の補助金を活用してつくらせていただいたという経緯もあり、なかなか使い方を大きく変えることが難しかったということがございました。主たる建物の部分の法定耐用年数が令和4年2月で迎えたということもあり、このタイミングで土地を取得し、リニューアルを加えていきたいということで土地の購入に至りました。
Q2
リニューアルの内容をご説明いただけたらと思います。
A2
(担当部長)
具体的にはこれから詰めていくことになりますが、大きな方向性としては、農業をベースにしながらも子育て世代の方々にご利用いただける子どもが遊べるような施設などに整備していきたいと考えております。
Q3
土地の購入先はどこからなのでしょうか。子育て世代の遊べる施設というのはいつ頃のオープンを目指しているのでしょうか。どのタイミングで着工を考えているのでしょうか。
A3
詳細は担当からお答えしますが、現在利活用の検討委員会を立ち上げており、皆さまから提案いただいたことをしっかりと検討させていただいて、進めて行こうと思っております。
(担当部長)
土地の取得先は34名の賃貸借をしております地権者の方々からの購入となります。今後の具体的なスケジュールとしては、どんな施設整備をするか、これからできればプロポーザルを行い、民間の力も活用したいと考えており、令和7年度中の施設整備完了を目標に考えております。
Q4
あらためて市長にお聞きします。ハナトピアの利活用について検討委員会を立ち上げているようですが、市長としてのお考えはどういったものがありますでしょうか。
A4
市民の皆さまにご検討いただいている段階ですのでそちらをベースに考えていきたいというのはありますが、私の考えとして農業関連をベースにしながら、子育て世代が施設を使って喜んでいただけるようなものにしたいという思いがございます。
Q5
逆にいうと、意外といま子育て世代が利用していないということでしょうか。
A5
今使っていないというよりも、より使いやすくなって、子どもを育てていく世代の方たち皆さんが、ハナトピアに行って休日過ごしたいとか、子どもを連れて行って遊ばせたいと思うような、安全な施設にしていきたいと考えております。
Q6
34人の地権者からの購入はいつ頃をお考えでしょうか。
A6
(担当部長)
できれば今年度中に契約にたどり着きたいと考えております。
Q7
ハナトピアはだいぶ長い間運営されていて、市長も課題と考えていらっしゃると思います。令和7年度中完了となると大掛かりな施設整備になるような感じもあり、市民の考えをベースにとありますが、大掛かりな施設変更というイメージでしょうか。
A7
大掛かりなイメージというと微妙なところですが、しっかりと検討をすすめ、時間をかけるべきところには時間をかけて進めたいという思いもあるので、行政としてはこれぐらいのペースが普通なのかなと私は思っております。皆さんの意見のとりまとめを進め、費用対効果の良い施設にと考えております。
Q8
ハナトピアの購入する面積はどのくらいでしょうか。電気料金の値上がり等による施設の光熱費の増額1700万円、事情はお察しするのですがもうちょっと具体的に、年間いくらがいくらになるかの見通しや、利用の実績の増加の部分も含むのでしょうが基本大きいところは市役所と理解していいのか、おそらく市役所内でも節電のいろんな取り組みのうえでのことだと思いますがその一端を教えてください。
A8
事務的な部分なので担当から説明します。
(担当部長)
ハナトピアの取得面積は全体で42000平米、4.2ヘクタールです。
(担当部長)
電気料金の値上がりの部分ですが、内訳1749万円という影響額の内訳を申し上げますと、市役所の庁舎部分だけで385万円。年度当初は約1500万円を計上していましたが約25%増と見込んでおります。外部施設もございまして合計19施設で値上がりが見込まれており、その部分で合計して1300万円台の増と見込んでおりました。庁舎の省エネとしましては今回の燃料費高騰のあおりだけでなく、従来から省エネは取り組んでおりまして、執務時間以外は消灯し、エアコンの空調温度設定もこまめにチェックするなど、色々と管理させていただいております。
Q9
外部施設1300万円台というのは、もともといくらなのが何割くらい増えるかということと、これは小中学校も含むのでしょうか。
A9
(担当部長)
19施設には小中学校も含みます。合計しますと当初予算では9500万円程度を見込んでおりましたが、今回の値上げで14%の増を見込んでおります。
Q10
前からやっているのでしょうが、エアコンの温度を去年より更に一度下げるなど、とくに今回やったことはあるのでしょうか。
A10
今のところ予定しておりませんが、検討していかなければならないと思いますので、これから考えさせていただきたいと思います。
発表項目以外の質疑応答
Q1
消防指令の共同業務についてひとつ教えていただきたいです。あぶくま消防本部は、共同で消防指令業務をやるということですが、あぶくま消防本部の指令の施設は意外と新しいと聞いていて、この前記事で紹介しているのですが、2020年完成スタートと思っておりました。新しい消防の指令があるのに今回一緒になって問題ないのかどうか、広域行政の話なのでそのテーマになりますが、お考えがあればお聞かせ願います。
12月に名取は名取市、あぶくまであれば1市2町の広域行政、仙南は仙南で議決合意が必要だということで、今後タイミングあると思うが、あぶくまの議決のタイミングはいつが予定されているのか、以上2点教えてください。
A1
あぶくま、岩沼の消防本部の指令台の件ですが、3消防の中では一番新しいというのは事実だと思います。メンテナンスが何年か後に必要になるということで、その辺を含めてこれから費用がいくらになるのか計算したなかで、一緒にやったほうがトータルで様々な部分で費用が軽減化できるということを検討はさせていただいておりました。詳細は担当から説明いたします。
(担当部長)
今後詰めていく点が何点かございます。これから協議していくのところも多いですが、通信指令センターの機材は他の本部と比べて新しいです。その経費もあぶくま消防本部としてはその設備を前倒しで更新するかたちになってしまうので、いまの設備については償還が残るわけですから、これから詳細は詰めますが、担当レベルといたしましては償還経費も3消防本部の共通経費として扱っていただけると大変助かると思っております。
議決等については組合が独自に議会を持っているので、その情報はいただいていないという状況でありました。
Q2
岩沼市住まいの終活セミナーですが、こちらの対象者の年齢層や、家族を対象にしているのか個人を対象にしているのか、お聞かせください。
A2
住まいの就活セミナーの参加対象者は特にしぼっておりません。主に住宅をお持ちの方で、今後どういった活用をしていくのかの展望がない方が対象となっていくのかなと思います。まずは将来に向けてどういった道筋をたてていただけるのかが鍵かと思いますので、広く皆さんにお声掛けしております。
Q3
先ほどの消防の関係ですが、指令業務を共同にするということは、もちろんコスト面ではメリットがあると思いますが、大規模災害が起きたときにひとつの指令でしなければならないので、各地からの119番が集中したとき捌ききれるか、サービスの低下に懸念の声があります。共同運営に対して市長の考えをお聞かせください。
A3
課題のひとつと思っているのですけど、今後課題を解消していくようなかたちで対応できればと思っています。デジタル化を進めていて新たな技術も活用しながら対応していくかたちになると思いますので、その辺は経過を見ながら私のほうからも要求や要望をしていきたいと思っております。
Q4
東日本大震災被災地でもあり、新しい津波浸水想定もあり、常に災害と付き合っていかなければならない土地柄であるので、指令業務の共同運営は、これから人口減っていくなかでは致し方なく、ある程度コストメリットでスリム化していくとはわかっておりますが、悩ましいテーマと感じております。その辺は市長のおっしゃるようなサービス面の課題に対しては、デジタル化などの対応ができるのではないか、という意味で賛成の立場で進めていらっしゃるという理解でよろしいのでしょうか。
A4
こういった新しい動きがあると必ず課題は出ますので、課題が出るたびに対応していくという形にしていただければと思います。大都市でもこういった形で今回合併する以上の規模感のところで一括してやっている部分もありますので、そういったところもしっかり参考にしながらやっていただければと思っております。ある程度、規模感は今ある現状よりは大きくなるのかなと個人的にはそう思っておりますので、そういうふうに対応していただけるものと思っております。
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