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岩沼市

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9月1日記者会見

更新日:2023719

平成29年第3回市議会定例会の議案の概要

平成29年第3回定例会に提出する議案についてお知らせします。

招集日は9月5日、火曜日です。

件数は、決算等の認定が8件、条例が5件、その他が6件、補正予算が8件の合計27件となります。

まず、議案第41号については、「東日本大震災復興特別区域法第43条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令」が改正され、課税免除に伴う減収額補てんの期限が延長されたことから、被災地として減免期間が延長されたということで、岩沼市でも課税免除期間を延長させていただきます。岩沼市の場合におきましては、復興産業集積区域における固定資産税および都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正しようとするものであります。

議案第42号については、これまでの岩沼市民バスを全面的に見直して、新しい市民バスを運行していこうというもので、これまで調査をすすめてまいりましたが、これに関する岩沼市民バス運行計画に基づく新たな運行路線や運賃等について規定するため、岩沼市民バスの設置および管理に関する条例の一部を改正しようとするものです。

 

平成29年度9月補正予算の概要

平成29年度9月補正予算案の概要について、ご説明いたします。

議案番号は第50号から第57号までとなります。

岩沼市一般会計補正予算(第2号)で、歳入では、28年度決算に伴う純繰越金、東部地区子育て拠点整備に対する復興交付金基金繰入金および震災復興特別交付税の計上による増があり、歳入に関して補正を行います。また、歳出については、東部地区子育て拠点建築工事費の計上および震災関連事業に係る繰越予算精算金の基金への繰り戻しに伴う積立金の増などにより、歳入歳出とも「10億6,122万4千円」を追加し、総額を「217億3,253万円」にしようとするものであります。

 

議案以外の情報提供

平成28年度決算の概要

28年度の決算規模ですが、歳入は、282億5,378万円で前年度に比べ150億3,740万円の減少(34.74%減)、歳出は、224億1,849万円で前年度に比べ112億8,776万円の減少(33.49%減)となり、復旧・復興事業が落ち着いてきたことにより、歳入歳出とも前年度を大きく下回る結果となりました。

歳入歳出の差、形式的な収支でございますが、58億3,528万円の黒字という結果でございまして、ここから翌年度への繰越財源33億9,067万円を控除した実質収支は、24億4,461万円の黒字となります。ただし、この実質収支につきましては後年度に返還が求められる交付金がございますので、復興事業の繰越予算に係る精算額11億5,622万円を含んでいますので、これを除いた真の意味での実質収支は12億8,839万円の黒字となります。

28年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は、11億3,733万円となり、この単年度収支に財政調整基金への積立金549万円を加え、財政調整基金取崩し額4億5,881万円を差し引いた実質単年度収支は、6億8,400万円の黒字となりました。

財政力指数は、昨年度に引き続き増加し、前年度より0.022ポイント高い0.822となりました。経常収支比率は、物件費の増などにより、前年度より0.54ポイント高い92.99%となっております。それから、財政調整基金残高は、2億4,668万円増加し総額56億5,768万円となりました。ここがポイントなのですが、このうち約36億円は復興関連インフラ等の維持管理費と震災復興特別交付税の未精算額などが含まれておりますので、今年度支出が予定される金額を含めまして、それを除いた実質的な基金残高は20億円くらいとなっております。基金残高は実質大きい数字となっておりますが復興関連事業の分が含まれておりますので、実質的な財政調整基金の残高としましては20億円程度と見込んでおります。

市債残高でございますが、99億9,796万円で前年度に比べ1億4,646万円減となっております。

財政健全化判断比率については、4つのいずれの指標も良好な結果となりました。今後、復興関連インフラ整備等の維持管理費の増が確実に見込まれることから、なお一層堅実な財政運営に取り組んでまいりたいと思っておりますし、復興から地方創生の推進へと繋げていきたいという考えでおります。

 

市営亀塚第一住宅跡地の活用

亀塚第一住宅については現在解体を進めております。解体後の敷地活用について検討してまいりました。その結果、子どもから高齢者までのすべての市民が生きがいを持ち生涯活躍できるような活動の場としていきたいと思っております。

施設の整備や管理運営を、自らの事業として実施いただける事業者を求めていきたいと思っておりますので、今後事業者を公募型プロポーザル方式により募集したいと考えております。

 

出張ハローワークの開催

当市におきましても、他市と同じように、「労働力不足」は深刻な状況であります。これに対応するためハローワーク仙台および名取市とともに、10月23日名取市文化会館で「出張ハローワーク」の開催を計画しています。

名取、岩沼での勤務を希望しハローワークに登録している離職者約300名を名取・岩沼の企業とマッチングしていきたいというものです。今後も市民と企業を繋いでいきたいということで、これ以外にもいろいろとやっていかないといけないと思っております。まずは公共的な取り組みとしてハローワークと一緒にやるというのが今回の趣旨でございます。こういった取り組みの積み重ねにより、労働力不足に対応し、生活の安定のための雇用に結びつけていきたいと思っています。

 

かさ上げ道路の愛称募集結果

津波の破壊力を減衰させる多重防御の一環として整備を行ってきましたかさ上げ道路、この道路の完成が見えてきました。7月1日から7月31日まで、愛称を募集したところ全国から387件の応募がありました。

選定委員会において厳正なる審査を行った結果、「玉浦希望ライン」を最優秀賞として決定させていただきました。このかさ上げ道路が、復興マラソンのコースとなります。

 

玉浦西地区防災集団移転団地空き区画の分譲

本市の防災集団移転先である玉浦西地区への集団移転の募集手続きは昨年12月20日をもって終了しましたが、現在11区画に空きが生じており、これらを分譲することにしました。

選考基準に関しましては、まずは被災した方を優先的に考えております。次に、高齢化の進む本地区において、将来にわたって持続的な地域づくりを担っていただけるような若い世帯を選考基準にしたいと考えております。現在子育て中の世帯という言い方をさせていただいておりますが、そういった方に分譲したいと考えております。

具体的な日程については、募集要項を通じて発表をする予定でおります。出来れば平成29年中に契約の相手方を決定し、平成30年1月以降に契約および分譲をと考えております。ぜひお配りした資料をご覧になっていただき、PRをお手伝いしていただければと思います。

このページに関するお問い合わせは、総合戦略課まで
〒989-2480 岩沼市桜一丁目6番20号 電話:0223-23-0550
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総合戦略課