虐待が子どもに与える影響
更新日:2018年2月26日
児童虐待はいくつかのタイプに分けられ、それぞれのタイプによる心身への影響は異なる面はありますが、いずれにおいても子どもの心身に深刻な影響をもたらすものです。
○身体的影響
身体的な暴力の結果、傷やあざ、重大な障害など、さまざまな恒久的な障害が生じることがあります。ネグレクトや心理的虐待の場合、極度の栄養失調や愛情が遮断されることで発育・発達が阻害されることがあります。
○認知・情緒・感動・行動・対人関係への影響
虐待という体験は、子どもにとってトラウマ(心的外傷)を生じる可能性が非常に高いと言われ、その反応として次のような特徴が考えられます。
睡眠障害、注意集中困難、多動性、悪夢、夜驚、無感情、無気力、抑うつ、年少の子どもや小動物に対する過度の攻撃行動、かんしゃくやパニックとそれに伴う破壊行動、年長者や力の強い者に対する従順さ、年少時に見られる無差別的愛着傾向、思春期以降に見られる対人関係の希薄さ、他者、特に自分にとって重要な意味のある年長者に対する挑発的行動とそれに伴う虐待的な対人関係、万引きや暴力的行為、喫煙などの反社会的行為、セルフカットなどの自傷行為、拒食や過食などの摂食障害、食べ物への固執、アルコールや薬物への依存など(厚生労働省「子どもの虐待対応の手引き」)
(参考:宮城県・宮城県人権啓発活動ネットワーク協議会「あなたのえがおそれが願いです。」)
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