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岩沼市水道事業ビジョン

更新日：2022年9月1日

岩沼市水道事業ビジョンの策定について

策定の趣旨

　岩沼市の水道事業においては、今後、給水人口や給水量が減少し、料金収入の減少が見込まれる中で、水道施設の老朽化に伴う更新需要の増大、防災対策の見直しなど、非常に厳しい事業環境の変化に直面しています。このような状況の中で、水道事業を持続させるための問題解決を図るには、関係者が目指すべき将来像を共有し、それぞれの役割を果たしつつ、強いつながりの下で一丸となって対応していく必要があります。

　岩沼市では、将来にわたり、安心・安全で良質な水道水を、安定的に供給し続けるために、現状分析を行って課題を明らかにするとともに、それらの課題を解決するために今後の目指すべき将来像と取り組むべき施策を示す「岩沼市水道事業ビジョン」を策定しました。

位置付け

　「いわぬま未来構想」の中で、「市民の生命・財産を守る“安全・安心な土地利用の推進”」という基本方針の中で、ライフラインを対象とした防災面の向上に努め、安全・安心な都市環境の形成を目指すとしています。

　岩沼市の水道は、将来像を具現化するために、利用者の満足と信頼を得られる持続可能な水道事業を目指さなければなりません。また、人口減少社会の到来や災害への対応、さらには膨大な老朽施設・管路の更新工事といった、水道事業が置かれた環境の変化を踏まえ、このような背景から平成28年3月、「岩沼市水道事業ビジョン」を策定し、50年～100年先というような長期的な将来を見据えた上での、今後10年にわたる水道事業経営に関する施策目標を定め、今後の水道づくりの指針として示します。