『岩沼市民バス運行計画』を策定しました

更新日：2024年4月4日

市民バスは、平成11年から路線バスの廃止を受けた代替交通とスクールバスとしての役割を担い、運行してきました。市内各地から岩沼駅および市中心部への移動を主として、現在、年間約12万人に利用されていますが、地域における人口減少や高齢化の進展により、公共交通の役割はますます重要になっています。
平成29年度に策定した「岩沼市民バス運行計画」に基づき、地域公共交通の維持、利便性の向上等に取り組んでまいりましたが、近年では、市民の皆様や利用者アンケート等から「新設された公共施設、既存の生活利便施設や病院等を考慮した路線検討」、「朝と夕方の運行本数の増便」、「分かりやすい行先の表示」等の意見や要望が寄せられ、さらには「路線バスや岩沼デマンドタクシーに加え、新たな技術を活用した運行計画」等、検討すべき課題が生じてまいりました。
このような状況を受け、本市の将来像や市民バスの課題を踏まえながら、交通網・交通体系のさらなる充実を図るため、この度、新たな「岩沼市民バス運行計画」を策定しました。

１．計画策定の目的

本計画は、人口減少や高齢化がさらに進展することが予想される今後に向けて、移動手段を持たない高齢者等の日常生活の足を確保しながら便利で利用しやすく、将来にわたって持続できる公共交通網の考え方を示します。さらに、鉄道、タクシー等の交通機関相互の連携を図りながら既存のバス路線の定着性を踏まえつつ、バス路線網の見直し、岩沼デマンドタクシーの利用圏域拡大及びＡＩ技術を活用した運行を検討し、岩沼市にふさわしい公共交通体系の実現を目指すものです。

２．計画期間・目標年次

本計画の計画期間は、令和6年度（2024年度）から7年間とし、目標年次は令和12年度（2030年度）とします。

３．改善方針

高齢者にやさしいバス交通を目指します。
～移動手段のない市民が安心して生活できる「やさしい」バス体系づくり～

４．岩沼市民バス運行計画全文

計画については、下記をご覧ください。

岩沼市民バス運行計画

• 岩沼市民バス運行計画（本文）（11175KB）
• 岩沼市民バス運行計画（概要版）（3372KB）