地球温暖化対策実行計画(第3期)を策定
更新日:2021年5月14日
市の施設で二酸化炭素の排出抑制へ取り組んでいます
市では、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき平成22年2月に「岩沼市地球温暖化対策実行計画(第2期)」を策定し、平成26年度までの5年間にわたり、市役所という一事業所の立場から地球温暖化防止に向けた取組みを推進してきました。
その結果、計画期間において最終年度である平成26年度のCO2総排出量が基準値と比較し13.2%の削減を達成しており、目標である5%削減を上回る削減量となりました。
この度、平成26年度での同計画期間満了に伴い、更なる取組みの推進に向け、平成28年3月に「岩沼市地球温暖化対策実行計画(第3期)」を策定しました。本計画における温室効果ガスの総排出量につきましては、平成26年度のCO2排出量を基準値とし、平成27年度から令和元年度までの5年間で3%削減することを目標とします。
実施に当たっては、次の省エネルギー等の項目を重点に取組み、目標達成のため努力しています。
- 冷暖房設備の適切な運転
- 照明時間の短縮や間引き消灯
- 省エネ型の機械器具の購入・更新
- 公用車のエコドライブの推進
- 環境にやさしい物品の購入(グリーン購入)等
表1 基準値の温室効果ガス (二酸化炭素)の使用種別排出量(※平成26年度の排出量)
使用種別 |
使 用 量 |
排出量(kg-CO2) |
構成比(%) |
---|---|---|---|
総排出量(合計) |
- |
4,354,235 |
100.0 |
電 気 |
5,120,305kWh |
3,026,100 |
69.5 |
ガソリン |
46,621L |
108,253 |
2.5 |
軽 油 |
9,542L |
24,666 |
0.6 |
LPガス |
40,727㎥ |
243,061 |
5.6 |
A重油 |
211,939L |
574,355 |
13.2 |
灯 油 |
151,788L |
377,800 |
8.7 |
温室効果ガスの排出量は、電気量や燃料の使用量にそれぞれ決められた係数をかけて算出しており、電気の使用が全体の約70%を占めています。 |
表2 温室効果ガス (二酸化炭素)排出量の削減目標
基準総排出量A |
目標年度(平成31年度)B |
削減量(A-B) |
削減率(A-B) ÷ A×100 |
---|---|---|---|
4,354,235 kg-CO2 |
4,223,616 kg-CO2 |
130,619 kg-CO2 |
3.0 % |
二酸化炭素 (CO2)の排出量の3%削減へ向けて、市では、施設の照明等の節電や冷暖房設定温度の適正管理など、様々な取組みを実施します。施設等の利用に際しては、ご協力をお願いすることもありますのでご理解願います。 |
◎市民や事業所の皆さまも、環境に配慮したライフスタイルの実践、ごみ減量化・再使用・リサイクルの推進及びマイバック持参によるレジ袋削減等の地球環境にやさしい取組みをお願いします。
家庭や事業所でもできる省エネルギー
家庭や会社等でもできる省エネについて、環境省では、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資する、また快適な暮らしにもつながるあらゆる「賢い選択」をしていこうという取組「COOL CHOICE」を広く国民に呼びかけています。
その一例を紹介すると、
- 冷房は28℃、暖房は20℃を目安に温度設定をする。
- 冷暖房機やテレビなどは、不必要なつけっぱなしをしない。
- 人のいない部屋などの照明は切る。
- 冷蔵庫の扉は開閉を少なくし、開けている時間を短くする。
- 洗濯するときはまとめて洗う。
- 電気製品は使わないときはコンセントからプラグを抜き待機消費電力を少なくする。
- クルマの運転は、「急」のつくことをしないエコドライブを行う。
- 省エネ型の家電製品、ガス・石油機器、乗用車等を選ぶ。
- マイバッグを持参する。
などがあげられます。
皆さま一人ひとりが省エネに取り組むこと、それが地球温暖化防止につながります。
COOL CHOICEについての詳細は、環境省のホームページ、その他の詳しいさまざまな省エネルギー対策については、財団法人省エネルギーセンター
のホームページでも紹介しています。
このページに関するお問い合わせは、生活環境課まで
〒989-2480 岩沼市桜一丁目6番20号 電話:0223-23-0584 FAX:0223-22-1264
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生活環境課