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岩沼市

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感染性胃腸炎に注意しましょう

更新日:20211026

 感染性胃腸炎とは「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」等の微生物を原因とする胃腸炎の総称です。特にノロウイルスは少ないウイルス量で感染するので、ごくわずかな吐物や便から人の手などを介して多くのヒトを発症させるとされています。

 主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛で、健康な方は軽症で回復しますが、特に子どもや高齢者などでは重症化することもあります。

 感染経路はほとんどが経口感染で、感染した人の便や嘔吐物に触れた手を介した場合や、ノロウイルスを内臓に取り込んだ二枚貝を生や不十分な加熱処理で食べた場合、調理者の手を介して汚染された食品を食べた場合等で感染すると考えられています。

 県内における感染性胃腸炎は、例年11月から感染者が増加する傾向にあります。今後も流行が拡大する可能性がありますので、手洗いとうがいを十分に行い、感染予防に努めましょう。

 

感染性胃腸炎の予防対策

  1. トイレの後、食事の前、調理の前などに、石けんと流水でよく手を洗う(アルコール系消毒剤での手指消毒は、十分な効果が期待できません)。
  2. 食品は十分に洗い、中心までよく加熱(中心部が85~90℃で90秒以上)する。
  3. 調理器具は、その都度洗剤で洗い、熱湯等で十分消毒する。
  4. 下痢などの症状が見られる場合には、できるだけ浴槽に入らず、掛け湯かシャワーで済ませる。
  5. バスタオルや手ふきタオルは共有せず、個別のものを準備する。
  6. 吐物や便などを処理する際には、使い捨てのマスクや手袋を着用し、飛び散らないように扱い、次亜塩素酸ナトリウム溶液(塩素系漂白剤として市販されています。)で消毒を行う。

 

感染性胃腸炎にかかったら

  1. 下痢や嘔吐が続く場合は、脱水症状に注意し、水分を十分に補給しましょう。
  2. 乳幼児の場合は、ぐったりする、唇が乾燥する、尿が濃くなる、機嫌が悪いなどの症状が現れたら、すぐに医療機関で治療を受けましょう。

 

感染性胃腸炎関連ホームページ

このページに関するお問い合わせは、健康増進課まで
〒989-2480 岩沼市桜一丁目6番20号 電話:0223-23-0809(保険年金係)、0223-23-0410(予防衛生係)、0223-23-0794(健康対策係)、0223-23-0455(新型コロナワクチン接種係)
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健康増進課