2021年6月4日記者会見

更新日：2023年7月19日

令和3年第3回市議会定例会の議案の概要

令和3年第3回定例会に提出する議案についてお知らせします。

招集日は6月8日、火曜日です。

議案は、条例が4件、その他1件、補正予算が2件の合計7件となります。

それでは、資料1をご覧ください。主なものについて申し上げます。

議案第38号については、固定資産の価格に係る不服審査の手続における利便性の向上を図るに当たり、審査申出書への押印を不要とする等の所要の改正を行うため、岩沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正しようとするものであります。

令和3年度6月補正予算案の概要

令和3年度6月補正予算案の概要について、ご説明いたします。

議案は第43号から44号になります。

議案第43号については、令和3年度一般会計補正予算（第4号）で、歳入歳出とも「9億3,872万円」を追加し、総額を「187億5,051万円」にしようとするものです。

まず歳入では、災害公営住宅家賃低廉化事業等に係る国庫補助金の追加、そして仙台空港運用時間24時間化に伴う生活環境改善事業に対する県補助金の追加、さらには総合体育館の災害復旧工事に係る国庫補助金及び市債の追加などを計上しております。

一方、歳出では、仙台空港周辺地域環境整備基金及び施設保全整備基金への積立金の追加、そして低所得者の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費の増、さらには、2月13日の福島県沖を震源とする地震により被災した市の総合体育館の災害復旧工事費の増などを計上しております。

議案以外の情報提供

「ゼロカーボンシティの表明」について

昨今、地球温暖化に起因すると言われる気候変動の影響により、大規模自然災害が国内外の各地で頻発しており、一人ひとりが現状を正しく認識していただき、主体的に地球温暖化対策を講じることが求められております。

本市におきましても、自然環境の安定化と、その環境を未来に引き継いでいくための脱炭素の取組については、以前から強い関心を持ち、注目してきたところでございます。

本市は、かけがえのない豊かな自然を守り、安心して住み続けられるまちを次世代につないでいくため、様々な角度から各種取組を講じようと考えております。2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを、6月8日に招集される第3回市議会定例会で表明したいと考えております。