魚介類による腸炎ビブリオ食中毒注意報の発令について
更新日:2018年5月24日
宮城県では、腸炎ビブリオ食中毒の発生が懸念される時期に、注意報を発令し注意を呼びかけています。石巻市渡波の定点海水温の測定により、宮城県外洋の旬平均海水温が19℃を超えると予想されるため、「魚介類による腸炎ビブリオ食中毒注意報・警報発令要領」に基づき、平成28年6月20日付けで注意報が発令されました。
夏は、食中毒が多発する季節です。魚や貝などの魚介類が原因となる腸炎ビブリオ食中毒は、ほとんどが夏場に発生しています。腸炎ビブリオによる食中毒を防止するため、家庭では次のことに注意しましょう。
お刺身を買ったら
- 買い物に出かけてお刺身などを買う場合は、一番最後に買いましょう。買ったらまっすぐ帰るようにしましょう。
- すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れましょう。
- すぐに食べる場合は、買ってから2時間以内に食べましょう。
- 冷蔵庫から出したら、すぐに食べましょう。
- 食べる分だけ購入し、残さないようにしましょう。
お寿司や仕出し料理の出前を頼んだら
- お寿司やお刺身などが入った仕出し料理を頼んだら、すぐに食べるようにしましょう。また、食べる時間に合わせて注文しましょう。
- スーパーマーケットなどでお寿司などを購入した場合は、買ってから2時間以内に食べるようにしましょう。
家庭で調理する魚介類を買ったら
- 魚介類は最後に買い、まっすぐ帰りましょう。
- 魚介類を買ったら、肉汁や余分な水分が漏れないようにビニール袋に入れて持ち帰りましょう。水が漏れやすいシジミやアサリなどの二枚貝はビニール袋を二重にするなど工夫をしましょう。
- 調理するまでは、冷蔵庫に保管しましょう。
- 魚介類を調理する場合、表面や内臓を取ったあとも十分に流水で洗浄しましょう。
- 魚介類の調理をしたら、まな板などの調理器具は洗剤を使って十分に洗浄し熱湯等で消毒しましょう。また、手は石けんを使って十分洗浄しましょう。
- 生の魚の肉汁や水分が果物や野菜、調理後の食品にかからないようにしましょう。
- 調理後の食品はすぐに食べましょう。食べない場合は冷蔵庫に保存しましょう。
- 冷凍された魚介類を調理する場合は、流水もしくは冷蔵庫内で解凍するか、電子レンジを使って解凍しましょう。解凍後は、生の魚介類を調理する場合と同じように注意しましょう。
リンク
- 宮城県ホームページ「魚介類による腸炎ビブリオ食中毒注意報の発令について」
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